0001みつを ★
2017/07/09(日) 07:13:41.40ID:CAP_USER9アフリカの南スーダンが長い内戦の末に独立を果たしてから、9日で6年となりました。しかし、現地では、政府軍と反政府勢力との武力衝突が繰り返されて、犠牲者や難民が増え続け、人道危機が深まるばかりです。
アフリカの南スーダンは、200万人とも言われる犠牲者を出した長い内戦の末、6年前の7月9日、世界で最も新しい国家として、スーダンから分離独立を果たしました。
しかし、3年もたたないうちに政府軍と反政府勢力の間で武力衝突が繰り返されるようになり、去年7月には、首都ジュバで大規模な衝突が発生しました。
ことし5月には、国連のPKO=平和維持活動に参加していた陸上自衛隊の部隊が現地から撤収しましたが、その後も各地で衝突が続いています。
ユニセフ=国連児童基金は声明を出し、南スーダンでは戦闘に巻き込まれるなどして、少なくとも2500人の子どもがたちが死傷したことを明らかにし、「子どもたちが紛争の代償を支払わされている」と、強い危機感を示しました。
とりわけ、南部の国境付近では市民の虐殺や、女性への性的暴行、それに食料の略奪が相次ぎ、難民の流出が止まらない事態となっていて、現地では人道危機が深まるばかりです。
市民の1人はNHKの取材に対し、「私たちはあまりに苦しんできた。戦闘が一刻も早く終わることを願っている」と話し、国の指導者たちは国民をないがしろにせず、平和の実現に努力すべきだと訴えていました。
7月9日 7時00分