鹿児島地方気象台などは8日、鹿児島県南九州市で7日夜に竜巻とみられる突風が発生したと発表した。

風速は秒速約35メートルと推定している。
同気象台や市によると、突風は7日午後7時半頃に発生。

同気象台が8日、現地調査したところ、
同市知覧町東別府にあるビニールハウスのビニールが飛ばされ、鉄パイプが曲がっていた。
ハウスを支えていたコンクリートブロックも数十メートル飛ばされていたほか、
近くの民家2棟の瓦の一部も吹き飛ばされていた。

当時、竜巻情報は出されておらず、
同気象台の高田朋尚調査官は「このあたりは谷間で、風が強まったのかもしれない」と語った。

近くの田中泉さん(60)は
「突然、雲が渦を巻き始め、帯のように地面に向かって降りてきた。
 その瞬間、バーンという音がして、帯が東に流れ、目の前を通り過ぎた。1、2分の出来事だった」と話した。

写真:突風で損壊したビニールハウス
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170709/20170709-OYT1I50002-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年07月09日 09時29分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170709-OYT1T50018.html