夫毒殺認める「業者から入手」 千佐子被告
毎日新聞2017年7月10日 11時24分(最終更新 7月10日 13時10分)
https://mainichi.jp/articles/20170710/k00/00e/040/213000c

 京都、大阪、兵庫3府県で起きた青酸化合物による連続殺人事件の裁判員裁判は10日、筧(かけひ)千佐子被告(70)に対する被告人質問が京都地裁(中川綾子裁判長)で始まった。夫勇夫さん(当時75歳)を毒殺したか検察官から問われた千佐子被告は「間違いないです」と答え、起訴内容への認否を避けた初公判から一転して殺害を認めた。弁護側は「認知症の影響で自白などには信用性がない」と主張していた。

 千佐子被告は3件の殺人、1件の強盗殺人未遂の罪に問われている。捜査段階でいずれの事件も関与を認めたとされるが、6月26日の初公判では「全て弁護士に任せてある」とだけ話していた。弁護側は起訴内容を全て否認し、4事件とも無罪を主張していた。

 この日は、4件のうち2013年12月に勇夫さんが自宅で死亡した事件の個別審理があった。千佐子被告は弁護側の質問に「検察官、裁判員の質問には黙秘する」と述べた。

 千佐子被告は3件の殺人、1件の強盗殺人未遂の罪に問われている。捜査段階でいずれの事件も関与を認めたとされるが、6月26日の初公判では「全て弁護士に任せてある」とだけ話していた。弁護側は起訴内容を全て否認し、4事件とも無罪を主張していた。

 この日は、4件のうち2013年12月に勇夫さんが自宅で死亡した事件の個別審理があった。千佐子被告は弁護側の質問に「検察官、裁判員の質問には黙秘する」と述べた。

以下はソース元で