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太刀魚の漁獲量日本一の和歌山県有田市で、小学校などの給食に太刀魚を使ったかき揚げが提供されました。
和歌山県有田市は太刀魚の漁が盛んで、年間の漁獲量は600トン余りと、日本一を誇ります。そこで市では、11月11日を太刀魚が立って泳ぐ姿にちなんで地元の呼び名から「たっちょの日」と定め、今月から毎月11日に太刀魚を使ったメニューを市内の小中学校の給食に提供することにしました。

このうち保田小学校では、地元で太刀魚を使った料理の応援ソングを歌っている大峯章嗣さんが登場し、子どもたちと歌を歌ってムードを盛り上げました。

11日のメニューは、太刀魚を骨ごとすりつぶして作る揚げ物の「ほねく」を、さらにイカやタマネギなどと一緒に揚げたかき揚げです。子どもたちは、かき揚げを口いっぱいにほうばって、笑顔を見せていました。

4年生の女子児童は、「とてもおいしかった。地元の味という感じがしました」と話していました。有田市産業振興課の高野芳隆主任は、「子どもたちにおいしく食べてもらえてよかった。太刀魚がみかんと並ぶ有田の名物になるよう、今後もPRしていきたい」と話していました。

7月11日 21時44分