踏み間違い事故防止装置、性能を評価・公表へ 国交省
2017年7月14日20時06分

車のアクセルとブレーキを踏み間違う高齢運転者らの事故が多発していることから、
国土交通省は、踏み間違いによる事故を防ぐ装置の性能評価(自動車アセスメント)を
来年度から実施する方針を決めた。
メーカーや車種名とともに公表し、装置の性能の向上と普及を加速させる狙いだ。

近年、高齢運転者が店舗や病院などの駐車場で、ブレーキとアクセルのペダルを踏み間違え、
建物に突っ込む事故が相次いでいる。警察庁のデータによると、踏み間違いによる死亡事故は
2015年に全国で58件あり、うち8割超の50件が65歳以上だった。また75歳以上による
死亡事故の原因では、ハンドル操作の誤りやペダルの踏み間違いなど「操作の誤り」が最多の29%を占めた。

踏み間違い事故の防止装置は、センサーやカメラで周囲の障害物を検知し、
誤ってアクセルを踏み込んだ場合に急発進をおさえて事故を回避する仕組み。
15年に生産された新車の35・9%に搭載された。
だが国の性能基準はなく、性能はメーカーによってまちまち。
広告などで宣伝されている効果も「あくまでメーカーが個々に言っているもの」(国交省担当者)だ。

(後略、全文はソースで)
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK7F5W6LK7FUTIL048.html
踏み間違い事故防止装置のイメージ
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170714004964_comm.jpg