このニュースを教えてくれたのは、元朝日新聞の論説委員で現在は国際医療福祉大学の教授を務める大熊由紀子さんからのメールマガジンだった。

◆◇こどもたちに慕われていた27歳の英語の先生 精神病院で縛られて、理不尽な死◆

ビクトリア大で日本語と心理学を学び、日本の小中学生に、この2年、英語を教えていたケリー・サベジさんの死が、母国のニュージーランドだけでなく、英国、オーストラリア、スウェーデンなどで、大きく報じられています。

躁病の発作で裸になって騒ぐケリーさんを心配する兄のパットさんに、横浜市の職員が、神奈川県の精神病院、大和病院を紹介しました。

診療室では落ちつきを取り戻していたケリーさんをベッドに胴体と手足を縛りつける「身体拘束」するように医師が指示。おむつをつけられ10日続きました。そして、10日後の4月30日の夜9時すぎ、心肺停止状態になっているところを看護師が発見しました。

ケリーさんは、市立大和病院に搬送され、蘇生処置が施されましたが、5月17日に死を宣告されました。

市立病院の医師は「10日間、抑制(縛ること)されたことを考えると、深部静脈血栓が発生し肺の血管がつまり、心肺停止になった可能性があります」と遺族に説明しました。

「なぜ縛られなければなければならなかったのか」「なぜ死ななければならかったのか」、

それを知りたくて、遺族はこの2カ月間、病院にカルテのコピーを求めつづけていますが、病院側は拒んでいます。 というのがその情報だ。

事実なら重大な話なのに。このニュース、どこの新聞社もテレビ局も報道していない。

このため、筆者としてはこの発信をする時点では真偽のウラを取っていないことはお伝えしておく。

最近多くなっている「偽ニュース」でないとは言い切れない。

とはいえ、ニュース源はニュージーランドの新聞社NZヘラルドのちゃんとしたサイトのようだ。

The family of a New Zealand man who died after being tied to a bed for 10 days in a Japanese psychiatric ward say his care was an abuse of human rights.

※省略

出典:ニュージーランド・ヘラルド電子版
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&;objectid=11889661

サイトを見る限り、本物のニュージーランド・ヘラルド紙の記事のようだ。

もちろん、彼の死がこの通りに事実であったとしても、その死が本当に病院側の問題なのかどうかはわからない。
それは検証する必要があるだろう。

問題は現地で大きく報じられていて、いわば国際問題になりつつあるのに日本のメディアがまったく報道していないことだ。

どうなっているのだろう?

この情報を教えてくれた大熊さんの記事の翻訳文にはこうある。

※小略

さて、その後、英国の高級紙「ザ・ガーディアン」のサイトにも載ったので、ニュースとして報道されていることが確認できた。

New Zealand man died after being tied to bed in Japanese hospital, says family

Kelly Savage, 27, was admitted following a manic episode, but died after 10 days in which he was reportedly restrained at the wrists, ankles and waist

出典:ザ・ガーディアン電子版
https://www.theguardian.com/world/2017/jul/13/new-zealand-man-dies-tied-bed-japanese-hospital

日本のマスコミがこの問題を報道して検証する流れになることを願っている。

7/15(土) 19:16
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20170715-00073322/

★1 2017/07/15(土) 23:30:47.71
※前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1500129047/