ネット通販大手のケンコーコム(現Rakuten Direct、福岡市)が、医薬品医療機器法(旧薬事法)で一般用医薬品の一部品目のインターネット販売を規制するのは、
営業の自由を侵害し違憲だとして、国に規制の差し止めを求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、規制は合憲として原告の請求を退けた。

谷口豊裁判長は、規制対象となった一部品目は「使用すれば新たな健康被害が出る恐れがあり、リスクも不明な状況にある」と指摘。
ネット販売で電話やメールなどを使って得られる顧客の情報は「限定的で万全の手段でない」と対面販売の意義を説明し「規制は合理性が認められる」と結論付けた。

配信2017/7/18 16:38
共同通信
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