http://yomiuri.co.jp/world/20170726-OYT1T50029.html
【ワシントン=大木聖馬】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日、北朝鮮が核弾頭を搭載した信頼性の高い大陸間弾道ミサイル(ICBM)を早ければ来年に配備する可能性があるとの報告書を米国防総省の情報機関、国防情報局(DIA)がまとめたと報じた。

 配備は2020年以降としていた米情報機関のこれまでの分析を2年早めるものだという。

 DIAの分析内容に詳しい米政府当局者は同紙に対し、「北朝鮮の予定表は我々が考えているより早く動いている。7月のICBM実験は予期していなかった」と述べ、北朝鮮が4日に「火星14」の発射実験に成功したことが、再評価につながったとの見方を示した。その上で、北朝鮮が来年までにICBMの試作品の開発を終え、大量生産に入る可能性を指摘した。

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