2017年8月1日(火)

 青森労働局は2016年に青森県内の事業場に対して行った、定期監督などの立ち入り調査の結果を初めて公表した。実施した1537件のうち1148件で労働関連法の違反が見つかった。違反率は74.7%で全国平均の66.8%を7.9ポイント上回った。同労働局は、違反を繰り返す悪質な事業主に対し、刑事事件としての立件も視野に厳正に対処する方針。 定期監督は、労働基準監督署などに寄せられた情報や労働災害の報告、過去の監督指導で不備があった結果などをもとに、労働基準監督官が事業場に任意で行う立ち入り調査を指す。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170801027416.asp