開花したショクダイオオコンニャク=1日午前、京都市の武田薬品工業京都薬用植物園
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世界最大級の花とされ、強烈な臭いを放つショクダイオオコンニャクが1日、京都市左京区の武田薬品工業京都薬用植物園で開花した。同社によると、開花は国内16例目で、関西地方では初という。

1993年から栽培を始め、花は最も高いところで地表から約1.1メートルの高さにまで成長。肉が腐ったような強烈な臭いを放ち、受粉に必要な虫をおびき寄せる。
7年に1度しか咲かないと言われ、いったん開花すると急速にしおれるため、公開は4日まで。

インドネシアのスマトラ島に自生するサトイモ科の植物で、絶滅危惧種に指定される。ろうそくを立てる燭台に似ていることが名前の由来。(共同)

配信 2017年8月1日
山陰中央新報
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