3日午前2時20分ごろ、北海道北見市留辺蘂(るべしべ)町温根湯(おんねゆ)温泉の「温根湯ホテル四季平安の館」の別棟付近から出火、5階の機械室などが焼けた。北見署によると、本館を含め約270人の宿泊客がいたが、隣のホテルに避難するなどして、けが人はなかった。同署が出火原因を調べている

現場に居合わせた朝日新聞記者(46)によると、火災発生当時、警報音とともに「大至急フロントまで避難してください」とアナウンスが繰り返された。宿泊者の多くは寝ており、浴衣にスリッパ姿で屋外に避難し、黒煙を上げる建物への消火活動を心配そうに見守った。

 部屋に残した荷物などの取り扱いについて、身ぶり手ぶりでホテル従業員に尋ねる外国人客や、泣き出す子どももいて、現場は騒然となった。

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