2017年08月04日 18時13分

 トヨタ自動車は4日、2018年3月期連結決算(米国会計基準)の業績予想を上方修正すると発表した。

 売上高は5月時点の予想から1兆円引き上げ、28兆5000億円(前期比3・3%増)と、当初の減収予想から一転して過去最高を見込む。最近の円安傾向が追い風となり、輸出の採算が改善しているためだ。

 本業のもうけを示す営業利益と最終利益はともに2500億円増え、それぞれ1兆8500億円(同7・2%減)、1兆7500億円(同4・4%減)と減益幅を縮小させた。想定為替レートは5月時点から5円円安の110円に変更した。

 同時に発表した2017年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比7・0%増の7兆476億円、営業利益が10・6%減の5742億円、最終利益は11・0%増の6130億円と好調だった。

http://yomiuri.co.jp/economy/20170804-OYT1T50047.html