0001みつを ★
2017/08/06(日) 00:28:25.27ID:CAP_USER9【8月5日 AFP】果物に美しい模様を掘るタイのフルーツカービングは宮廷に端を発する文化で、その豊かな伝統は時代を超えて受け継がれてきたが、若者のフルーツカービング離れも進んでおり、この伝統の担い手たちは生き残りを図ろうとしている。
タイの首都バンコク(Bangkok)で4日、同国で最も重要なフルーツ・ベジタブルカービング大会が開催され、ビートの根からバラを、パパイヤとメロンから山車などを作る参加者の姿が見られた。
この著名な大会は12日に85歳になるシリキット王妃(Queen Sirikit)に敬意を表して開催されたもの。20チーム以上が参加し、タロイモやメロン、パパイヤなどの果物や野菜にフクロウやゾウ、複雑なタイのデザインなどを彫刻した。
もっとも、参加者のピヤナット・ティワト(Piyanat Thiwato)さんにとってフルーツカービングとは勝つことだけがすべてではない。「カービングは集中力が必要で、想像力も鍛えられるので、私たちの精神を向上させることもできます。リラックスする方法でもあります」
その起源を14世紀のスコタイ(Sukhothai)王朝にさかのぼるフルーツカービングは、寺への供物や結婚式の装飾として今でも人気がある。美術専攻の学生は絵画と同じようにフルーツカービングを授業で選択することもできる。しかしこの伝統は失われつつある。
フルーツカービングの専門家、マニラット・スバスティワット・ナアユタヤ(Manirat Svastiwat na Ayutthaya)さんは、フルーツカービングに興味を持つ若者はあまり多くはなく、美術学校でフルーツカービングを学んでも生計を立てられないと指摘した。(c)AFP
2017/08/05 17:24(バンコク/タイ)
タイの首都バンコクで開催されたフルーツ・ベジタブルカービング大会の会場に展示された、カービングを施された果物や野菜(2017年8月4日撮影)。(c)AFP/Roberto SCHMIDT
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/3/400w/img_93dbbe6053cbb57b1f02e38eb257132d250924.jpg
タイの首都バンコクで開催されたフルーツ・ベジタブルカービング大会の会場に展示された、カービングを施されたスイカ(2017年8月4日撮影)。(c)AFP/Roberto SCHMIDT
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/3/400w/img_a30c059145c4b05a703a2677dd135a91172524.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/4/400w/img_64588229b7fd39ef16d1c04897e86db5199675.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/d/400w/img_ad7d55eb84f841800fd53f8ba980073d188828.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/400w/img_7c8905ad073885886dc4208dcf9ba5da235847.jpg
タイの首都バンコクで開催されたフルーツ・ベジタブルカービング大会の会場に展示された、カービングを施されたパパイヤ(2017年8月4日撮影)。(c)AFP/Roberto SCHMIDT
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/400w/img_19b0ce15ad849ce60064e666645f5e0b224099.jpg