神戸市中央区の遊戯施設内ゲーム機の間に隠れ、生活していたとして、
葺合署に建造物侵入の疑いで逮捕された住所不定、アルバイト店員の前原一軌被告(30)=公判中=が、
同市内の中学校にも侵入し、現金などを盗んだ疑いで、逮捕、起訴されていたことが8日、捜査関係者への取材でわかった。

捜査関係者によると、前原被告は、神戸市内の中学校などに侵入し、現金や体操服、かばんなどを盗んでいた疑い。
同署は起訴済みの2件を含め、計16件約123万円相当の被害を裏付け、捜査を終える。

捜査関係者などによると、前原被告は母親との関係悪化から昨年、実家のある京都市から神戸市に知人を頼って移動。
簡易宿泊所や漫画喫茶で寝泊まりする生活を送っていたという。

公判で前原被告は、中学校に侵入した際、
割った窓ガラスに段ボールをはめこみ、修理中のようにごまかすことで発覚を遅らせていたといい、
「学生時代に先生の机からお金を盗んだことで味をしめた」と証言している。

以下ソース:神戸新聞 2017/8/8 13:31
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201708/0010444593.shtml