1時間に50ミリ以上の大雨が降る頻度が、1970〜80年代に比べ3割程度増加していることが14日、気象庁の統計で明らかになった。地球温暖化との関連が指摘されており、短時間で一気に降る大雨は災害を引き起こす危険性がある。

気象庁の統計では、降水量が1時間に50ミリ以上だった回数はアメダス千地点あたり、76〜85年の10年間は年110〜230回で、平均すると173.8回だった。2007〜16年は年169〜282回、平均は232.1回と33.5%増加していた。

アメダスは1970年代後半から本格的に全国で運用が始まった自動観測所。

配信 2017/8/14 06:47
共同通信
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