http://www.bbc.com/japanese/40921464

英国の空港や機内で酔って逮捕される乗客の数が、1年で50%増えている可能性がある。BBCの調査報道番組「パノラマ」の取材で分かった。

2016年2月〜2017年2月にかけて、空港や機内で酔って逮捕された人数は合計387人。前年同期は255人だった。管轄内に主要航空のある20地域の警察のうち18地域の警察から、「パノラマ
加えて、英民間航空各社の業界団体「エアラインズUK」の独自調査によると、回答した乗務員の過半数が、英国内の空港で酔った乗客による問題行動を目にしたことがあると答えている。

内務省は、空港や機内でのアルコール規制強化を「検討している」という。エアラインズUKは、乗客が自ら持ち込んだアルコールを機内で飲むことは違法にすべきだと主張している。
英国の航空乗務員組合ユナイトに加入している乗務員1万9000人を対象にした調査に、4000人が回答。そのうち5人に1人が身体的な暴力を受けたと答えている。

ヴァージン・アトランティック航空の客室乗務員マネージャーだったアリー・マーフィーさんは、勤続14年の後に昨年10月に退職した。マーフィーさんはパノラマの取材に対して、「私たちは空飛ぶバーのウェートレスにしか思われていない。乗客は私たちの胸に触ったり、お尻や脚に触ってくる。スカートの中に手を入れられたこともある」と話した。
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2017/08/15