栃木、群馬両県内の高校で、硬式野球部のボールなどが盗まれる被害が相次いでいることが、高校野球連盟や警察への取材で分かった。

ボールの盗難被害は両県の9校で計約4900個に上る。両県警は窃盗事件として調べている。

栃木県高野連によると、7月中旬から8月16日までに、同県内の6校でボール計約3400個と、1校でバットが盗まれたという。被害が確認されたのは、栃木翔南、栃木農、小山、宇都宮北、宇都宮南、宇都宮白楊、真岡北陵。

真岡北陵高校では16日朝、顧問の教諭が、倉庫からボール460個と、ボールを入れるかご、台車1台など(被害総額計9万8500円)がなくなっているのを見つけた。倉庫に鍵はかかっていなかった。

群馬県警によると、同県太田市の1校と伊勢崎市の2校で今月、ボール計約1500個と金属バット計9本が盗まれたという。

2017年08月17日 12時01分
YOMIURI ONLINE
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