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新潟県中越地震が起きた際の旧山古志村の村長で、衆議院新潟5区選出の自民党の長島忠美衆議院議員が、18日夜、入院先の病院で亡くなりました。66歳でした。

長島忠美氏は、新潟県の旧山古志村の村長を2期務め、当時の住民が「全村避難」を行った13年前の平成16年の新潟県中越地震では、避難も含め地震からの復旧・復興の指揮に当たりました。

そして平成17年の衆議院選挙で自民党から比例代表の北陸信越ブロックで立候補して初当選し、合わせて4期務める中で復興政務官や復興副大臣などを歴任しました。去年からは自民党新潟県連の会長も務めていました。

関係者によりますと、長島氏は、今月14日に体の不調を訴えたあと、長岡市内の病院で脳卒中と診断され入院していましたが、容体が悪化し、18日夜遅く、亡くなりました。66歳でした。

長島氏の死去に伴う衆議院新潟5区の補欠選挙は、10月10日告示、22日投開票の日程で行われる予定です。
新潟県知事「心よりご冥福をお祈りしたい」
長島忠美衆議院議員が死去したことについて、新潟県の米山知事はNHKの取材に対し、「回復を祈っておりましたが、突然の訃報に驚いています。中越地震の際の被災地での陣頭指揮をはじめ、衆議院議員としてもふるさとに尽くされていた方であり本当に残念です。心よりご冥福をお祈りしたい」と話していました。

8月19日 7時15分