0001みつを ★
2017/08/24(木) 01:11:05.35ID:CAP_USER9【8月23日 時事通信社】政権担当時に実施したコメ担保融資制度で巨額の損失を出したとして、職務怠慢罪に問われているタイのインラック前首相(50)の判決公判が25日、最高裁で開かれる。判決がタイの政情に大きな影響を与えるのは必至で、審判の行方に関心が集まっている。
2011〜14年のインラック政権下で導入されたコメ担保融資制度は、政府が農家からコメを事実上買い取る仕組み。しかし、買い取り価格が市場価格を大きく上回ったことで、損失額は少なくとも1780億バーツ(約5800億円)に上るとされる。
今回の裁判について、インラック氏らタクシン元首相派は、14年のクーデターで実権を握った軍事政権と反タクシン派の保守エリート層が結託した「政治的動機に基づく裁判」(タイ貢献党幹部チューサック氏)と批判している。
職務怠慢罪の最高刑は禁錮10年。最高裁が実刑判決を下した場合、タクシン派が反発を強めるのは確実だ。タクシン派と反タクシン派で二分されてきた国内の分裂はさらに深まり、国民和解は一層遠のくことが予想される。(c)時事通信社
2017/08/23 17:11(タイ)