【ウラジオストク共同】ロシアが経済特区を置いた北方領土の色丹島で、特区の第1弾事業に選定した水産加工事業を進めるため、ロシア企業が住宅やインフラ整備を加速していることが4日、分かった。

色丹島は1956年の日ソ共同宣言で平和条約締結後の日本への引き渡しが明記されているが、日本との共同経済活動が具体化する前に、ロシアは独自開発を急ぐ構えだ。

ロシア政府が8月に特区に指定した色丹島の斜古丹(ロシア名マロクリーリスコエ)村では、ロシアの建設会社が集合住宅を建設中であることが確認された。

配信2017/9/4 16:39
共同通信
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