0001みつを ★
2017/09/07(木) 18:57:00.30ID:CAP_USER9青森県沖で、先月、訓練中の海上自衛隊のヘリコプターと連絡が取れなくなり隊員3人が行方不明になっている事故で、自衛隊は、不具合が起きた機器の復旧作業にあたる途中で機体が不安定になり墜落したとする調査結果を明らかにしました。
先月26日の夜、青森県沖の日本海で、青森県むつ市にある海上自衛隊大湊航空基地に所属するヘリコプターが訓練中に連絡が取れなくなり、乗っていた隊員4人のうち1人は救助されましたが、3人が行方不明になっています。
海上自衛隊は、7日、大湊基地で記者会見を開き、救助された隊員への聞き取りやフライトレコーダーの分析などの調査結果を公表しました。それによりますと、事故の前、方位を示す機器に不具合が起き、復旧作業にあたる途中で機体が不安定になり、姿勢を立て直そうと機首を下げたところ、そのまま墜落したことがわかったということです。そのうえで、4人全員が復旧作業に気を取られ、飛行状態に十分な注意を払っていなかったことで事故につながった可能性が高いとしています。
海上幕僚監部の森脇仁統括副監察官は「隊員には、全員で補完しあって安全に飛行するよう再確認させる。事故のあと自粛している同じ型のヘリコプターの飛行は対策を徹底したあとあす以降、再開する予定だ」と述べました。
自衛隊は、行方不明になっている隊員や機体の捜索について、態勢を縮小したうえで無人潜水機を使って続けるとしています。
防衛相「同型機の飛行自粛解除」
小野寺防衛大臣は、防衛省で記者団に対し「調査の結果、事故の原因は機体に由来するものではなく、人的要因によるものであったことが明らかになったため、事故機と同型機の飛行の自粛については、所要の教育の徹底など再発防止策を講じた上で、あす以降、解除する。依然として3人の乗員が行方不明であることから機体の引き上げを含め、捜索活動に全力で取り組むとともに、事故当時の状況を、より詳細に明らかにすべく航空事故調査委員会における調査を継続していく」と述べました。
9月7日 18時26分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/K10011130751_1709071842_1709071846_01_02.jpg