0001みつを ★
2017/09/07(木) 22:20:48.58ID:CAP_USER9脳死からの臓器移植を可能にする法律が施行されてから来月で20年になるのを前に日本移植学会はシンポジウムを開き、臓器提供の件数が徐々に増える一方で移植手術ができる医師が足りなくなりつつあるなど、医療現場の態勢に課題があるとする意見が相次ぎました。
日本移植学会は、脳死からの臓器移植を可能にする法律が施行されてから来月で20年になるのを前に北海道旭川市で記念のシンポジウムを開きました。
はじめに厚生労働省の担当者が、臓器移植を希望する患者が長い期間待つ状況に変わりはないものの脳死からの臓器提供は徐々に増加し、去年は64例と5年前の1.4倍に増えた現状を説明しました。
参加した医師からは「現場では移植手術を行う医師が足りないという問題が起き始めている。外科医のなり手が少なくなる中、どの病院も苦しい状況にある」とする意見や「別の診療科の医師と役割分担をして移植医療の現場の負担を軽減する取り組みを進めるべきだ」などと、移植医療の現場の態勢強化が課題だとする意見が相次ぎました。
日本移植学会の江川裕人理事長は「法律施行から20年を契機に、ほかの学会とも連携して臓器移植を取り巻く状況の改善を図っていきたい」と話していました。
9月7日 22時02分