http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170908/k10011131231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

6年前、北九州市で大手建設会社「清水建設」の工事事務所に拳銃の弾が撃ち込まれて現場責任者の男性がけがをする事件があり、警察は特定危険指定暴力団、工藤会系の幹部など数人が関わったとして殺人未遂などの疑いで逮捕する方針です。

6年前の平成23年2月、北九州市小倉北区大手町で、清水建設の工事事務所に男が拳銃の弾、数発を撃ち込み、跳ねた弾が現場責任者の男性に当たってけがをしました。
当時、福岡県内では清水建設の関係先を狙った発砲事件などが相次いでいて、警察は特定危険指定暴力団の工藤会が関わっていると見て調べを進めてきました。
その結果、捜査関係者によりますと、防犯カメラの映像の解析のほか、集中的な取締りを通じて得られた関係者の供述などから、工藤会系の幹部が関わった疑いのあることがわかったということです。

警察は近く幹部など数人を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕する方針で、事件のいきさつや当時相次いだ発砲事件などとの関連についても調べることにしています。

工藤会をめぐっては3年前から警察が集中的な取締りを進め、トップを含む幹部らが相次いで逮捕、起訴されています。

9月8日 0時27分