0001みつを ★
2017/09/10(日) 07:56:44.64ID:CAP_USER9日本、中国、ASEAN=東南アジア諸国連合など、合わせて16か国が参加するRCEP=東アジア地域包括的経済連携の閣僚会合が、10日、フィリピンで開かれ、日本は、高い水準の自由化などを盛り込んだ「質の高い合意」を目指して各国に働きかける方針です。
RCEPは、日本や中国、インドなどとASEAN各国の合わせて16か国が参加する大型の経済連携協定で、10日はフィリピンの首都マニラで閣僚級の交渉会合が開かれ、世耕経済産業大臣が出席します。
今回の会合では、物品の関税などの各分野で、それぞれ重要となる交渉項目の今後の扱いなどについて議論が行われる見通しです。
RCEPをめぐっては、今回、議長国となるフィリピンのドゥテルテ大統領が実質妥結を呼びかけるなど、創設から50年の節目を迎えたASEANは、年内に大きな進展を図りたいとしています。
ただ、関税の大幅な自由化や知的財産保護の強化にインドや中国が慎重な姿勢を示していて、日本、オーストラリアなどとは主張に隔たりがあります。
こうした中、日本は、高い水準の自由化などを盛り込んだ「質の高い合意」を目指して各国に働きかける方針で、今回の閣僚会合では、合意を目指す内容や交渉スケジュールなどについて具体的な進展を図れるかが焦点になります。
9月10日 5時18分