【カイロ時事】イラク南部ナシリヤで14日、飲食店と検問所が相次いで襲撃され、AFP通信によると少なくとも50人が死亡、87人が負傷した。

 ナシリヤにはイスラム教シーア派住民が多く、犠牲者には隣国イランの出身者も含まれているという。

 シーア派を敵視する過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロとみられる。IS系メディアは「殉教者の攻撃で多数のシーア派が死亡した」と伝えた。

 報道によると、襲撃された飲食店では容疑者らが客に向けて無差別に発砲し、別の容疑者が自爆ベルトを起爆させたという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00000174-jij-m_est