高松市三名町の住宅で24日に住人男性(34)ら一家4人が切り付けられて重軽傷を負った事件で、強盗致傷などの容疑で現行犯逮捕された山口寛容疑者(63)が取り押さえられた際に所持していた刃物に加え、自宅から持ち出したとみられる包丁が見つかっていたことが25日、香川県警への取材で分かった。

 県警は同日、殺意があったと判断する一方、室内に物色の形跡がなく、山口容疑者が金品目的を否定したため、容疑を殺人未遂と住居侵入に切り替え送検した。調べに対し、殺意についてはあいまいな供述をしている。

 また、逮捕時に所持していた刃物は当初なたとしていたが、形状などからおのと訂正した。

 県警によると、現場から発見したのは刃渡り約20センチの刺し身包丁。被害者の体にあった刺し傷と一致するかどうか裏付けを進める。複数の窓や玄関が無施錠で、侵入経路も調べる。

 県警は山口容疑者が昨年9月と同12月、被害男性の家族と近隣トラブルがあると高松南署へ相談した際の対応に関し、危害をほのめかすような言動はなかったが、時折感情的になったため、第三者を間に入れて会うよう助言し、その後相談はなかったと明らかにした。

配信2017.9.25 19:51
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170925/wst1709250083-n1.html

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