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(リンク先に動画ニュースあり)

江戸時代から歌舞伎が受け継がれている埼玉県小鹿野町で、全国でも珍しい女性だけの一座による歌舞伎が披露されました。
小鹿野町は江戸時代に地元出身の役者が伝えた歌舞伎が受け継がれ、今も地域の祭りや行事などで盛んに演じられています。

7日夜は、地元の主婦たちが役者を務める一座による「女歌舞伎」が神社の秋祭りで上演されました。

演目は、盗賊たちの悲哀を描いた「青砥稿花紅彩画」で、化粧を施して手作りの衣装を身につけた女性の役者たちが小気味よいせりふ回しを披露したり見得を切ったりしました。

一座のメンバーは平均年齢が60代半ばだということですが、会場からは熱のこもった芝居に盛んな拍手がおくられていました。

会長を務める田村静江さん(79歳)は、「上演を楽しみにしてくれている人たちの期待に応えられるよう、稽古に励んで、伝統を継承していきたい」と話していました。

10月8日 7時32分