三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は8日、測位衛星「みちびき」4号機を載せたH2Aロケット36号機の打ち上げ時刻を、10日午前7時1分に決めたと発表した。

 鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ、約28分後、高度274キロ・メートルの上空でみちびきを分離し、軌道に投入する。

 みちびきは、宇宙から電波を送って日本周辺の地上の位置を、誤差6センチ以内という高精度で測るための衛星で、2010年9月に1号機が打ち上げられた。衛星を運用する内閣府は、来年4月から4基体制で本格運用を始める計画だ。

http://yomiuri.co.jp/science/20171008-OYT1T50047.html