今月、北朝鮮を訪問したロシアの議員が10日、NNNの取材に応じ、北朝鮮がアメリカまで到達するICBM(=大陸間弾道ミサイル)の開発に向けて、射程を3倍以上に伸ばす計画に取り組んでいることを明らかにした。

ロシア下院のモロゾフ議員は今月6日まで平壌を訪問し、金永南・最高人民会議常任委員長から、アメリカ西海岸まで届くICBMを開発中だと明かされたという。

モロゾフ議員「現在のミサイルは3000キロ飛べる。北朝鮮はこの射程を3〜4倍に伸ばすために近代化するつもりだ」

モロゾフ議員は、具体的な数式も提示されていて、「計画の実現は否定できない」と指摘した。また、金永南氏は「核・ミサイル開発自体には関心がなく、アメリカへの対抗措置としてやむなく行っている」と主張していたという。

さらに、具体的な期日には言及しなかったものの、「近く発射実験を行う」と話したという。

配信2017年10月11日 10:57
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/10/11/10374771.html