今年6月、神奈川県の東名高速で追い越し車線に止めさせられた夫婦が死亡した事故で、逮捕された男が足でハンドル操作をするなど、日常的に危険な運転を繰り返していたことが関係者への取材で新たに分かりました。

この事故は今年6月、神奈川県の東名高速で、福岡県の石橋和歩容疑者(25)が静岡市の夫婦を追い越し車線に無理やり停車させた結果、後続のトラックが衝突して夫婦が死亡したものです。

Q.路上で止まるのは危険ではないか?

「そのときにはなかったけれども、ひかれてから高速で止まったら危ないと・・・」(石橋容疑者 今年6月)

石橋容疑者は事故のおよそ1か月前にも、山口県内の一般道で、3台の車に対して、進路を妨害していたことが分かっています。また、石橋容疑者の知人によりますと、石橋容疑者は足でハンドル操作をするなど、日常的に危険な運転を繰り返していたほか、高齢者などに対して車の進路の妨害行為を行い、因縁をつけることもあったということです。こうした石橋容疑者の行動は、今回の事故と共通する点もあり、警察はさらに詳しく調べています。

配信 10月13日
TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3183600.html