0001みつを ★
2017/10/18(水) 16:04:13.52ID:CAP_USER9今月、審査に事実上合格した新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機で新たに導入された、格納容器内の圧力を下げる重大事故の対策を、原子力規制委員会はほかの原発にも求める規制基準の案を新たに取りまとめました。
東京電力の柏崎刈羽原発6号機と7号機は今月4日、重大事故対策などが規制基準に適合しているとして、福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれる原発で、初めて原子力規制委員会の審査に事実上合格しました。
この中で規制委員会は、東京電力が新たに導入した、重大事故の際に格納容器の圧力を下げる対策が、内部の放射性物質を含む気体を放出して圧力を下げる「ベント」より有効だと評価していて、18日の定例会で、ほかの沸騰水型の原発にもこうした対策を求める規制基準の案を新たに取りまとめました。
この対策は、格納容器内で熱くなった水を海水で冷やし、再び格納容器などに戻して循環させて圧力を下げるもので、審査が終盤に入っている、茨城県にある東海第二原発でも採用されます。
規制委員会は、この規制基準について、今後一般からの意見募集を行い、年内にも正式に決定することにしています。
10月18日 12時49分