http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181611000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

今週のレギュラーガソリンの小売り価格は、原油価格が上昇していることから、全国平均で1リットル当たり135.5円と、5週連続で値上がりしました。

資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、16日時点のレギュラーガソリンの小売り価格は1リットル当たりの全国平均で、先週に比べて0.6円値上がりし135.5円となりました。
レギュラーガソリンの値上がりはこれで5週連続です。

これは、OPEC=石油輸出国機構の加盟国と、非加盟国の産油国が原油を協調して減産していることなどから、先月中旬以降、原油価格の上昇傾向が続いているためです。

また中東をめぐっては、アメリカのトランプ大統領がイランへの圧力を強化する方針を示していることや、クルド自治政府が実行支配していた油田地帯をイラク軍が制圧するなど、地域情勢への懸念が高まっています。

このため今後の見通しについて石油情報センターは「地域情勢への懸念もあって原油価格は値上がりしてきていて、ガソリン価格にも反映されそうだ」と話しています。

10月18日 15時55分