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10月19日 12時52分

神戸製鋼所が検査データを改ざんしていた問題で、「トヨタ自動車」は、問題の製品を使っていた一部の車両を検証し、アルミ製品については安全性に問題はないことを確認したと発表しました。一方、アルミ製品以外の銅製品なども引き続き安全性の確認作業を進めるとしています。

神戸製鋼がデータを改ざんしていたアルミ製品は、トヨタや、取引先のメーカーが購入し、一部の車両のボンネットなどに使用されていました。

発表によりますと、トヨタは、問題のアルミ製品について過去3年間のデータをもとに強度や耐久性を検証したところ、トヨタ独自の規格を下回ったものがありましたが、安全性には問題がないことが確認されたということです。

一方、アルミ製品以外の銅製品や鉄粉などについては検証が終わっていないということで、車両に使われていたかどうかも含めて、引き続き確認作業を進めるとしていて、トヨタは「お客様にはご心配をかけますが、今後も安全性の調査を続けます」とコメントしています。