10月19日 15時47分

ユニセフ=国連児童基金などは去年1年間に5歳未満で死亡した子どもたちが世界で560万人に上ったとする報告書を発表し、「簡単な支援で子どもたちの死を防ぐことができる」として国際社会に支援を訴えています。
ユニセフやWHO=世界保健機関などが18日、発表した報告書によりますと、去年1年間に世界で5歳未満の子ども、560万人が死亡したということです。

地域別に見るとインドをはじめとする南アジアと、ナイジェリアなどサハラ以南のアフリカの国が全体のおよそ80%を占めていて、ユニセフは劣悪な衛生環境や栄養失調などにより、多くの子どもたちが肺炎や下痢、それにマラリアで死亡したと分析しています。

去年1年間に死亡した子どもの数についてユニセフは、1990年と比べて半減しているものの、このままの状況が続けば国連が掲げる世界の持続可能な開発目標「SDGs」の期限となる2030年までに、さらに6000万人の子どもが死亡すると推計しています。

そのうえでユニセフは、予防接種や安価な薬による支援、また清潔な環境が確保できれば、死亡する子どもの数は減らせるとしています。

国連の劉振民事務次長は「簡単な支援で子どもたちの死を防ぐことができる。格差を是正し、最も弱い立場にある子どもと母親を支援することが必要だ」と述べ国際社会に支援を訴えています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171019/k10011182781000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

★1が立った時間 2017/10/19(木) 16:20:09.93
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