>>310

大麻使用と精神病の因果関係を証明した研究はない。

大麻と精神病の関係が疑われる人は、元々精神病か、
精神病になりやすい遺伝子を持った人だけ。

心身ともに健康な成人が大麻で精神病になることはほぼない。

『ハーバード:大麻使用は統合失調症を引き起こさない』
http://psychcentral.com/news/2013/12/10/harvard-marijuana-doesnt-cause-schizophrenia/63148.html

1,168人の一親等の親族と合計4,291人の親類に大麻使用に関する情報と統合失調症、
双極性障害、うつ病と薬物濫用に関する家族歴を集めた。

その結果、大麻が統合失調症を引き起こさないと判断した。

大麻使用で脳に影響があるのは、統合失調症の遺伝子を持った未成年男子のみ。
http://imedi.jp/archives/14492

思春期(16歳以下)における大麻使用の影響とは…
脳の成熟に影響があるかどうかの検証がおこなわれました。

「大麻使用と総合失調症の遺伝的なリスク」を調べるため、同氏らは今回、
カナダ・英国・欧州の住民研究3件から、「大麻使用」と、「脳画像検査」
「統合失調症の多遺伝子リスク」に関するデータがそろっている計1,577例を
抽出して解析をおこなっています。

【結果】『総合失調症の遺伝的リスクが高い男性でのみ、大麻使用の影響がある』

3件のデータセット全てにおいて、統合失調症の多遺伝子リスクの高い男性においてのみ、
「思春期の大麻使用」と「大脳皮質厚低下」との有意な関連が認められました。


精神病、非精神病、大麻ユーザー家族の対象研究
http://www.schres-journal.com/article/S0920-9964(13)00610-5/fulltext

結果

大麻の使用・非使用の患者サンプルは、彼らのそれぞれの非精神病コントロール・
サンプルと比較して、親戚に統合失調症の病的なリスクの増加があった。
(p =.002、p <.001 それぞれに)。

大麻使用、または非使用患者の親戚間の統合失調症の病的なリスクに
有意差はありませんでした。( p = .43 )

結論

現在の研究の結果は、統合失調症の家族性が病的なリスク増加を有するかもしれないことが、
大麻使用者と、大麻非使用の統合失調症の根底基盤である場合があることを示唆します。