三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA=ジャクサ)は27日、気候変動観測衛星「しきさい」と超低高度衛星技術試験機「つばめ」を搭載するH2Aロケット37号機を12月23日午前に、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。

しきさいは、様々な波長の光を使って海面水温の分布などを観測し、地球環境の実態を把握するのが目的。つばめは地上近くの軌道で人工衛星を運用できるかどうか確かめる実証機で、通常の衛星の周回軌道より低い高度約200キロ・メートルで運用する。

http://yomiuri.co.jp/science/20171028-OYT1T50044.html