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10月28日 23時11分

新潟市のスーパーで販売された焼き鳥などを食べた9人が腹痛などの症状を訴え、保健所が調べたところ腸管出血性大腸菌O157による食中毒であることがわかり、新潟市は製造した会社を29日まで2日間の営業停止にしました。

営業停止になったのは新潟市北区の総菜製造会社「みやこ商店」です。

新潟市保健所によりますと、今月1日以降にこの会社が製造した焼き鳥などの食肉加工料理をスーパーマーケットで購入し食べた13人のうち9人が、今月16日から22日にかけて腹痛やおう吐などの症状を訴えました。検査の結果、9人中7人から腸管出血性大腸菌O157が検出されました。

保健所は焼き鳥などのスーパーで販売していた料理が原因の食中毒として、29日まで2日間の営業停止を命じました。

食中毒の発生でこれまでに7人が入院しましたが、全員が快方に向かっているということです。

O157は牛などの腸内に生息している場合があり、人が感染した場合3日から5日の潜伏期を経て発症し激しい腹痛などの症状が見られ、重症化すると溶血性尿毒症症候群などを引き起こすことがあります。

新潟市保健所では素材の加熱や手洗い、洗浄などの徹底を呼びかけています。