名古屋市の芸者さんたちの間で脈々と受け継がれてきた「しゃちほこ踊り」に11月11日、一般から応募した女性50人が挑みます。

踊りの締めに身体を反らせる“アクロバットなお座敷遊び”について、実行委員会に取材しました。

この企画「しゃちほこチャレンジプロジェクト」は、10月28日から市内で開かれている文化イベント「やっとかめ文化祭2017」の一環です。

文化祭では、伝統芸能を身近に見ることができ「まちなか寺子屋」では体験ができます。

その中でもう1歩踏み込んで何かできなかと考え、実際に自分で体験し、発表できたらおもしろいなと考えついたのが、名古屋の芸妓さんのお家芸“しゃちほこ”でした。

見た目のインパクトもありますが、しゃちほこのポーズだけではなく、舞踊の一部で踊りも学べます。

ポーズは頭と腕を支点に、体操の「三点倒立」の要領で背中を反らせて両足を天高く上げ、名古屋城の象徴・金の鯱(しゃちほこ)を再現します。

いつごろ始まったのかは不明だそうですが、料亭などで親しまれてきた芸者さんの名物芸だそうです。

名妓(めいぎ)連組合では「習得必須」。新人はまず、この稽古に励むという特別な位置づけの芸です。

芸歴50年を超える方にお聞きしたところ、その方が入った時には、すでにしゃちほこはやっており、遅くとも戦前にはあったそうです。

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