現代の名工に型枠大工の坊野さん

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20171105/5000000699.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

物作りで卓越した技能を持つ職人や技術者を表彰する「現代の名工」に、
ことしは県内から、熊本市の型枠大工の男性が選ばれました。

厚生労働省は毎年、すぐれた物作りの技能を持つ職人や技術者を「現代の名工」として表彰していて、
ことしは全国で149人、熊本県内からは1人が選ばれました。

県内から選ばれたのは、熊本市の型枠大工、坊野政典さん(61)で、
ビルや住宅などの建設現場で、コンクリートを流し込む型枠を木材で組み立てる仕事に、
およそ40年間、当たってきました。
坊野さんは、設計図を正確に反映した精度の高い型枠をつくる技術を持ち、
日本5大稲荷の1つで、熊本地震で被災した熊本市西区の高橋稲荷神社の復旧工事では、
円柱など曲線のある難しい形状にも関わらず、コンクリート製の美しい大鳥居を完成させたということです。

また、県内の若手の型枠大工の指導に当たるなど、次世代の型枠大工の育成にも力を入れていることも評価されました。

坊野さんは
「選んでいただき光栄です。自分が納得のいく構造物が完成したときに一番やりがいを感じます。
物作りの楽しさを若い人たちにも伝えて行きたいです」
と話していました。

「現代の名工」の表彰式は、6日、東京で行われます。

11/05 14:09