http://yomiuri.co.jp/economy/20171108-OYT1T50138.html
 無資格の従業員に完成車両を検査させた問題を受け、日産自動車とSUBARU(スバル)が、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考対象となることを辞退していたことが8日わかった。

日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、自動車評論家らが、前年の11月からその年の10月に発表された車から、1年を代表する車を決めて表彰する。両社は無資格検査問題を受け、選考を受けるべきではないと判断した。

 日産は2011年に電気自動車(EV)「リーフ」で、スバルは昨年に主力車「インプレッサ」で受賞していた。過去には、独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人が、排ガス不正問題を受けて15年に辞退した例がある。