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17世紀後半から200年近くにわたって、フランスの歴代君主の王冠などに使われてきたダイヤモンドが、スイスでオークションにかけられ、当初の予想落札額を大きく上回る日本円にして16億円余りで落札されました。

オークションにかけられたのは、17世紀に採掘された19カラットのピンクダイヤモンドです。このダイヤモンドは、ベルサイユ宮殿を建てたルイ14世や、皇帝ナポレオンなど、17世紀後半から200年近くにわたってフランスを統治した歴代君主に代々受け継がれ、王冠などに使われてきました。

スイスのジュネーブで14日に開かれたオークションで、このダイヤモンドはわずか数分で落札され、落札額は当初の予想額の2倍以上のおよそ1450万ドル(日本円にして16億円余り)に上りました。落札者は明らかにされていませんが、フランスの激動の時代の「目撃者」とも言える歴史的なダイヤモンドの落札に、注目が集まっています。

配信11月15日 10時02分
NHK NEWS WEB
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