0001みつを ★
2017/11/16(木) 00:21:05.10ID:CAP_USER9(リンク先に動画ニュースあり)
11月15日 18時19分
東京の健康食品販売会社の社長と元妻らが、高齢者などから1億8000万円余りをだまし取ったとして逮捕された事件で、社長らが、社員に対して新規事業への応援金の名目で、顧客から金を集めるよう指示していたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁が、詳しい実態を調べています。
東京・品川区の健康食品販売会社「ロイヤルフーズ」の社長、原田一弥容疑者(63)と元妻で役員の小野寺朝子容疑者(68)ら8人は、平成25年から26年にかけて、「出資すれば高配当を得られる」などと言って、高齢者などから1億8000万円余りをだまし取ったとして、組織的詐欺の疑いで逮捕されました。
実際には事業は存在せず、金は会社の運転資金などに流用していたということですが、原田容疑者らは、新規事業への応援金の名目で顧客から金を集めるようメールなどで社員に指示していたことが警視庁への取材でわかりました。
顧客には、配当は年間10%ほどと説明し、「銀行の昔の定期預金よりも利率が高い」と言って勧誘していたということです。警視庁によりますと、原田容疑者は調べに対して容疑を認め、「顧客から金を預かったが、返す能力も意思もなかった」などと供述しているということです。
警視庁は、高齢者を中心に全国のおよそ1000人から60億円以上を集めていたと見て実態を調べています。
社長をよく知る女性「マニュアルには『優しく』」
社長の原田容疑者らをよく知る女性は高齢者から出資を募る際の手口について「芸能人を招いたパーティーを開催し、参加した人の連絡先などを聞いてあとで電話で勧誘するやり方だった」と話しています。
そのうえで「勧誘のマニュアルには『おだやかに』とか『優しく』という言葉が入っていて社長が社員に具体的な方法を指示していた。30人ぐらいの女性が高齢者に勧誘の電話をしていたが、世間話を1時間から2時間ほどして相手に徐々に信頼されるようにしていた」と話していました。
そして「配当は1年間で10%前後だったので、すぐに詐欺だとわかるような不自然さはなかった。社長と元妻がすべて決めて社員が動いていた」と話していました。
出資した女性の家族「とても優しくて親切だった」
90代の母親が、100万円を支払ったが、返金されていないという60代の女性は、「銀行に預けていても、たいした利息はつかないので、ビジネスに協力してほしいと言われてお金を預けていた。配当は、年間で元本の10%ほどで、すごく高いわけではなく、信用してしまった」と話しています。
そして、「お年寄りに対しての社員の対応が、とても優しくて親切だった。詐欺だとは疑わなかった」と話していました。