0001みつを ★
2017/11/18(土) 02:43:26.58ID:CAP_USER911月17日 19時41分
ドイツで開かれている地球温暖化対策の国連の会議「COP23」は17日、最終日を迎えました。先進国から発展途上国への資金支援の具体的なルール作りをめぐり、一部の途上国と先進国の意見の隔たりが埋まらないまま大詰めの交渉が行われています。
ドイツのボンで開かれている「COP23」では、2020年以降の温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の下で、各国の温室効果ガスの削減目標をどう報告し検証するかや、どのような形で資金支援を行うかなど、協定の具体的なルール作りの交渉が行われています。
これまでの交渉では、アメリカのトランプ政権がパリ協定から脱退し、途上国の温暖化対策を支援する基金への拠出をやめる方針を示したことなどを受けて、アフリカの国を中心に一部の途上国が、パリ協定の下で先進国からの公的な資金支援が着実に行われることを明確にするよう強く求めています。これに対し先進国は応じられないとしていて、最終日を迎えても一部の途上国と先進国の意見の隔たりは埋まっていません。
交渉関係者によりますと、先進国の中には、資金支援の具体的な約束につながるようなルールを避け、あいまいにすることで、トランプ政権が方針転換してパリ協定にとどまることを期待する思惑もあるということです。
ルール作りは来年のCOP24での合意を目指していて、最終日に、どこまで双方が歩み寄り、作業を前に進められるかが注目されます。