0001ばーど ★
2017/11/19(日) 23:34:54.44ID:CAP_USER9■不可解な動機
白石容疑者は当初、「金目的だった。楽して生活したかった」と供述した。実際に最初の被害者には事前に所持金を聞き、51万円を口座から引き出させ、現場アパートの入居費用や自分の生活費などに充てていた。
しかし2人目以降の犠牲者が多額の現金を持っているとの情報もないまま、誘い出していた。また白石容疑者は6月ごろ、父親に自殺をほのめかしていたとされるが、逮捕後は「ツイッターに書いた自殺願望はうそだった。死ぬつもりはなかった」と供述しているという。
捜査幹部は「一連の事件を貫く動機があるのか、ないのか。どこかの時点で動機が変わった可能性もある」と話す。
■手当たり次第
「初めて誘い出すことに成功した人だった」。捜査関係者によると、白石容疑者は最初の犠牲者になった神奈川県厚木市の女性(21)について、こう供述しているという。
白石容疑者がツイッターで自殺願望がある女性を探し始めたのは、今年3月。茨城県警に職業安定法違反容疑で逮捕され、保釈中の時期だった。
当初は相手の関心を引けなかったが、「8月ごろから、自殺の知識を付けて誘ったら興味を持つ相手が増えた」と話しているという。実際、厚木市の女性と初めて会ったのは8月13日で、その10日後に殺害したとみられている。
白石容疑者は「誘い出し、会えたら殺害した。数日で何人もやった」「3〜8人目の順番は覚えていない」と供述しているという。
これまでの捜査で、9月15日以降の同月中に4人の女性が事件に巻き込まれた可能性があることが分かっている。捜査幹部は「手当たり次第に被害者を物色した印象が強い」と話す。
■ずさんな隠蔽工作
白石容疑者は被害者の携帯電話について、「足が付くから電源を切った」「なたで壊したり、きりでこじ開けて中の基板を壊したりした」と供述。事件の発覚を免れようと隠蔽(いんぺい)工作をしていたことがうかがわれるが、現場アパートには2台の携帯電話が新聞紙にくるまれた状態で残されていた。白石容疑者は「遺体の解体に疲れそのままにした」と供述しているという。
室内からは、被害者のキャッシュカードや診察券など多数の所持品も見つかった。捜査関係者は「事件を繰り返すうちに、隠蔽がずさんになったのでは」とみる。【深津誠、春増翔太、山本佳孝】
配信11/19(日) 23:20
毎日新聞
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