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【たべもの】「半チャンラーメン」が今、静かに衰退している。その理由とは
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0001記憶たどり。 ★
垢版 |
2017/11/21(火) 09:42:49.19ID:CAP_USER9
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171121-00198248-toyo-bus_all

■安くてお腹いっぱいになれる、うれしいメニューが…

お昼時にお腹をすかせたサラリーマンが、ふと入った中華料理屋で何を食べるか迷う。
ラーメンを食べたいがチャーハンも食べたい。2つ頼むのもやりすぎだな――。
そんなときにうれしいのが、ラーメンと半(分の)チャーハン(半炒飯)がセットになった「半チャンラーメン」だ。

安くてお腹いっぱいになれるサラリーマンや学生の味方。その半チャンラーメンが静かに衰退している。

東京・神保町。千代田区の神田地域に属するこの一帯は、小学館や集英社といった大手をはじめとする
出版社や出版問屋の取次店、古本屋を含む書店などが集まる本屋の町として知られる。
神保町周辺には会社も多く、大学や専門学校も集中していることもあって、サラリーマンや学生を
対象にしたリーズナブルな価格によるメニューを展開する飲食店が立ち並ぶ。

その神保町で長らく愛されてきた老舗の名ラーメン店が、ひっそりとその看板を下ろした。「さぶちゃん」。
1966年に店主の木下三郎さん(さぶちゃん)が開いたお店だ。食べログで3.54点(11月20日現在、掲載保留状態)
という高得点がつくほど、熱心なファンを獲得しており、行列が目立つお店として有名だったが最近は
休業状態になっていた。

そのさぶちゃんをめぐって、「どうやら閉店したらしい」とのうわさを聞きつけたのが11月20日。
筆者が現地に向かったところ、確かに「お知らせ さぶちゃんの店は(平成)29年11月より閉店致しました」
との張り紙が、店頭に貼られていた。

さぶちゃん来店客のほとんどが注文していたのが、「半ちゃんラーメン」(750円)。生姜の効いたスープのラーメンと
醤油の濃いチャーハンをセットにした看板メニューだ。諸説あるが、もともと店主の木下さんが
「ラーメンとチャーハンを両方食べたい」というお客さんのリクエストに応えたのが、そもそも半チャンラーメンという
メニューが世に誕生したきっかけだったといわれている。

神保町というとカレーのおいしいお店が集う地だというイメージを持っている人も少なくないかもしれないが、
ラーメンファンの間では、「半チャンラーメンの聖地」として神保町が挙げられる。「さぶちゃん」「伊峡」「成光」という
お店が「神保町半チャンラーメン御三家」(これに「たいよう軒」を加えて「四天王」と呼ぶこともある)と呼ばれてきた。

■まるで「町中華」の凋落を象徴しているかのよう

価格も全体的にリーズナブル。「伊峡」ではラーメンが430円、半チャンラーメンは何と630円だ(2017年9月現在)。
ただ、中でも元祖といっていい「さぶちゃん」が閉店してしまったのは、「半チャンラーメン」というメニューを提供してきた
「町中華」の凋落を象徴しているようでもある。

とにかくメニューが豊富だったり、マンガが置いてあったり、店主の中華鍋の音がカンカンと響いたり――。
そんな「町中華」の定番メニューが「半チャンラーメン」だ。ただ、「町中華」は今、店主の高齢化や後継者問題に悩んでいる。

厚生労働省が2011年に発表した「飲食店営業(中華料理店)の実態の経営改善の方策」によれば、個人経営の
中華店の店主の年齢は50歳以上で72%。5年以上前のデータなので、今はさらに高齢化が進んでいるだろう。

このうち営業時間が10時間以上の個人店は30.8%。閉店時刻も「21時以降」が73.9%を占め、長時間営業が
当たり前となっている。そして、「後継者がいない」と答えたお店は何と全体の62%に上った。

店主の高齢化が進み、後継者探しも難しく、長時間労働となると閉店もやむなし。実数を把握できないが、
2000軒以上のラーメン店・中華料理店を食べ歩いている私から見ても、「町中華」は確実に町から減ってきている。
おのずと「半チャンラーメン」を出すお店も減っていっているということだ。
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