0001みつを ★
2017/11/22(水) 23:15:06.66ID:CAP_USER911月22日 22時01分
大規模な不正融資が発覚した政府系金融機関「商工中金」は、ことし9月までの中間決算で、不正に受け取っていた補助金の返還など合わせて78億円余りを費用として計上しました。
「商工中金」は、国が中小企業を支援する「危機対応融資」について、全国のほぼすべての店舗で、4600件余りの不正融資を行っていたことが明らかになっています。
22日発表したことし9月までの中間決算で、商工中金は、国から不正に受け取った補助金の返還や内部調査にかかった費用など、不正融資の関連で合わせて78億円余りの費用を計上しました。その一方で、融資先の企業の業績が回復し、不良債権にかかる費用が減ったことで、最終利益は203億円余りと、中間決算としては最も多くなりました。
商工中金をめぐっては、今月、国が有識者による検討会を設け、「危機対応融資」にどう関与させるかなど、今後の経営の在り方について議論を始めています。
記者会見した商工中金経営企画部の荒井哲郎次長は「『危機対応融資』は2兆円を超える残高があるので、再発防止策を行うとともに今後のビジネスモデルをしっかり検討していきたい」と述べました。