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(リンク先に動画ニュースあり)

11月22日 16時28分

東京と山梨や長野を結ぶJR中央線の特急「スーパーあずさ」に、新型車両が来月から導入されることになり、22日、試験走行の様子が公開されました。

公開されたのは、E353系と呼ばれるJR東日本の新型車両で、来月23日から東京と山梨や長野を結ぶJR中央線の特急「スーパーあずさ」として運行されます。

22日は東京の新宿駅と山梨県の大月駅の間を試験的に往復しました。車両は南アルプスの雪をイメージした白地に紫のラインとこれまでのデザインを受け継いでいて、先頭部分の濃いグレーは、長野県の松本城の漆黒を表現したということです。

山あいのカーブで車体の傾きを調整する最新の装置を導入し、揺れを抑えて乗り心地を向上させました。座席には、ビジネスマンなどが車内で作業ができるよう、ノートパソコンが置ける大きさのテーブルとコンセントが設置されています。また一部の車両には、増加する外国人観光客などにも利用しやすいよう、大型のスーツケースやスキー板などが置ける荷物置き場が設けられています。

このほか、電動車いすで利用できる大型トイレや、授乳やおむつ交換など多目的に利用できる個室もあります。

新型車両は、1日8往復ある「スーパーあずさ」のうち4往復で運行される予定で、JR東日本は、将来的にはほかの中央線特急の「あずさ」や「かいじ」にも導入することにしています。

JR東日本「新型車両に乗って思い出を」

JR東日本八王子支社の鈴木均車両課長は「多くの人に乗ってもらいたいと、バリアフリーを進めた車両にしました。中央線には魅力的な観光地がたくさんあるので、この新型車両に乗って思い出の1ページにしてほしい」と話していました。

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