報奨金目的で駆除のイノシシ20頭を山中に放棄
11/24(金) 11:28配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00050033-yom-soci

 駆除したイノシシ約20頭を山中に捨てたとして、佐賀県警伊万里署が、同県伊万里市の男(69)を
廃棄物処理法違反(不法投棄)の容疑で佐賀地検武雄支部に書類送検していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 男は市に対し、有害鳥獣の捕獲報奨金を申請しており、「捨てるのに適した場所がなかった」などと供述しているという。

 送検は8日付。捜査関係者らによると、男は10月、餌でおびきよせる箱わなを使って捕獲、駆除したイノシシ約20頭を、他人が所有する市内の山中に不法投棄した疑い。
10月末に付近を巡回していた同署の警察官が異臭に気づき、発覚した。

 男はイノシシ(成獣)1頭につき1万3000円が支給される報奨金目的で駆除。
申請に必要な死骸の写真、切断した尾、耳を市に提出していた。市の指導では、駆除したイノシシは申請者が埋葬処理することになっている。