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11月24日 13時43分

沖縄のはるか南の太平洋で転覆しているのが見つかり、23日乗っていた7人全員の無事が確認された那覇市のまぐろはえ縄漁船について、転覆の原因となった衝突の相手がフィリピン籍の鮮魚運搬船だったことがわかりました。船長ら日本人2人の帰国について、所属する漁協は、早ければ25日か26日になるとしています。

那覇市のまぐろはえなわ漁船「第一漁徳丸」は、今月21日に2200キロ以上離れた太平洋で転覆しているのが見つかりましたが、船長の玉城正彦さん(62)と機関長の嶺井秀和さん(49)の日本人2人を含む乗っていた7人全員は、23日無事が確認されました。

所属する漁協によりますと、7人は漁船が別の大きな船と衝突して転覆したため、救命いかだに乗り移って脱出し、相手の船に救助されたということで、現在フィリピンのダバオで待機しています。

第11管区海上保安本部によりますと、フィリピン当局からの連絡では、衝突の相手はフィリピン籍の鮮魚運搬船で、漁船が20トン足らずなのに対し、運搬船は171トン余りだということです。

巡視船が24日現場の海域に到着して漁船の損壊状況などを調べることにしています。

一方、船長と機関長の帰国について、漁協は早けれけば25日か26日になるとしています。