0001みつを ★
2017/11/26(日) 03:28:40.74ID:CAP_USER9(リンク先に動画ニュースあり)
11月25日 20時10分
ことし3月に福島第一原発の事故に伴う避難指示が一部を除いて解除された福島県浪江町の町内で、伝統の「十日市」が7年ぶりに開かれ、大勢の人でにぎわいました。
福島県浪江町の「十日市」は明治時代から続く伝統行事です。原発事故のあとは避難先の二本松市で開かれていましたが、ことし3月に帰還困難区域を除いて避難指示が解除されたため、7年ぶりに町内で開催されました。
会場となった町のスポーツセンターには、名物の「なみえ焼きそば」や、かつて町内で営業していたつくだ煮の店など、およそ80の露店が並んだほか、町に伝わる伝統芸能の「獅子神楽」も披露されました。会場には、町に戻った住民や、避難先から駆けつけた人などが集まり、久しぶりの再会を喜んでいました。
十日市は26日まで開かれ、主催した団体によりますと、初日の25日だけで予想を上回る数千人以上が訪れたということです。
「なみえ焼きそば」の店を出した井戸川正伸さんは「震災前の十日市でも大勢の人が並んでくれたので当時のことを思い出しました。7年たっても、これだけ多くの人が来てくれて感激しています」と話していました。
主催した運営委員会の原田雄一会長は「まだ帰還する人は少ないですが、離れ離れになった人たちが久しぶりに出会う場という意味でも、十日市を今後も続けていきたい」と話していました。